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GoTo無しでも大丈夫 東武鉄道の株主優待券を使って行く おすすめの行き先

旅行

株主優待券を使ってお得に旅をする。
東武鉄道編です。

gotoキャンペーンの東京除外で割引を受けられないからと行って落ち込む事はありません。
株主優待券を使って安く旅に行くことができます。

関東私鉄最長の営業キロを有する東武鉄道には観光地が多くあるので色んな選択肢があります。

ここでは株主になり優待券をもらうのではなく、金券ショップ等で購入することを想定しています。

基本情報

種類

東武は切符式と定期券式があります。

切符式は東武線内で片道1乗車使用できるタイプで
切符式は東武線内で期間中何度も使用できるタイプです。

今回は旅をすることが目的なので、切符式を対象とします。

なお、優待券での特急料金の割引はありません。

相場

金券ショップでの販売は800円前後が相場です。

6月末と12月末が有効期限なので、期限が近くなると安くなる傾向があります。

おすすめの行き先

今回は相場の800円を基準に比較します。

各エリアを表にまとめました。
特急料金は割引対象外です。

運賃(IC)特急料金主な観光地
浅草〜鬼怒川温泉1,5711,470東武ワールドスクエア・鬼怒川ライン下り・SL
浅草〜東武日光1,3831,470日光東照宮・華厳の滝
浅草〜東武宇都宮1,2151,250餃子
浅草〜相老1,2151,050足尾銅山・トロッコ列車
浅草〜佐野9851,050佐野アウトレット・あしかがフラワーパーク
池袋〜寄居902長瀞・SL

浅草〜鬼怒川温泉

当然ですが全区間乗り通すのが一番元が取れます。

運賃はICで1,571円、切符で1,580円です。
驚異の割引額ですね。

乗車時間は約3時間半で、特急を使えば約2時間です。
総距離は140.8kmです。

さすがに3時間以上乗りっぱなしはきついので特急を使うのもアリです。
特急料金は「きぬ」平日1,360円、休日1,470円(一部列車午後割・夜割あり)
「リバティ会津」全日1,470円です。

初めて知ったのですが、新型車両を使用したリバティは曜日ごとの料金設定や午後割・夜割は無くなりました。
料金の高い休日料金に合わせているあたりは改悪と取られても仕方ないかもしれません。

特急を使わないで行くと途中、曳舟・南栗橋・新栃木・下今市の最低4回は乗換えが必要になります。
春日部駅付近までは混雑する区間が続きます。

ちなみに株主優待券でもSL大樹に乗車できます
SL大樹は下今市〜鬼怒川温泉駅間で運行している観光列車で760円の座席指定券で乗車できます。(SLが運行しない日はDL大樹として運行し520円で乗車できる)

このエリアのお得なきっぷは、
「まるごと鬼怒川東武フリーパス」4,820円です。
浅草駅からの往復と下記のフリー区間が付いていて、有効期間は4日間です。

引用:東武鉄道

このフリーきっぷ何とも言えない感じですよね。
しかし、往復を株主優待を使い、現地では通常通り運賃を支払う方が安い場合が多いと思います。うまく使い分けましょう。

浅草〜東武日光

鬼怒川と同じくらい距離がありコスパも上々です。

運賃はICで1,383円、切符で1,390円です。
こちらも800円以上の割引額です。

乗車時間は約3時間で、特急を使えば約1時間50分です。
総距離は135.5kmです。

こちらも鬼怒川同様3時間乗りっぱなしはきついので特急を使うのもアリです。
特急料金は「けごん」平日1,360円、休日1,470円(一部列車午後割・夜割あり)
「リバティけごん」全日1,470円です。
1日1往復の特急きりふりの場合1,050円です。(土休日のみ運転)

特急きりふりは元々急行用としてデビューした車両を使用しているので、
快適さは特急けごんの方が圧倒的に快適です。
しかし、引退が噂されている車両なので引退前に乗り納めするのも個人的にオススメです。

特急を使わないで行くと途中、曳舟・南栗橋・新栃木の最低3回は乗換えが必要になります。
春日部駅付近までは混雑する区間が続きます。

このエリアのお得なきっぷは、
「まるごと日光東武フリーパス」4,610円です。
浅草駅からの往復と下記のフリー区間が付いていて、有効期間は4日間です。

引用:東武鉄道

このフリーきっぷは日光エリアのバスがメインです。
このフリーエリア全てに行くのであれば、このフリーきっぷがお得ですが、なかなかこのエリア全部に行くっていう事も少ないと思います。

そこでオススメなのは、東武バスのフリーパスです。
日光エリアはバスだけのフリーパスも充実しています。
一番安いものだと600円からで、フリーエリアが広くなれば料金も上がっていきます。
全部で6種類あるので自分に合った物を購入しましょう。

引用:東武バス

個人的には、カーシェアがオススメです。
タイムズカーシェアが東武日光駅前にあります。
4人くらいで行った時はカーシェアの方が安くてバスの時間を気にせずに観光できます。

浅草〜東武宇都宮

宇都宮というとJRのイメージが強いと思います。
マイナーながら東武でも宇都宮まで行くことができます。

運賃はICで1,215円、切符で1,220円です。

乗車時間は約2時間半で、特急を使えば約2時間です。
総距離は113.1kmです。

東武宇都宮駅まで直通の特急はないので、
特急を使う場合、栃木駅で特急から普通列車に乗換えです。
特急料金は「きぬ」または「けごん」平日1,150円、休日1,250円(一部列車午後割・夜割あり)
「リバティきぬ」「リバティけごん」全日1,250円です。

1日1往復の特急きりふりの場合840円です。(土休日のみ運転)
きりふりを利用する場合は新栃木駅で乗換えです。

特急を使わないで行くと途中、曳舟・南栗橋の最低2回は乗換えが必要になります。
春日部駅付近までは混雑する区間が続きます。

このエリアにはフリーパスはありません。

ちなみに、東武宇都宮駅とJR宇都宮駅の間は約1.5km離れています。
徒歩で20〜30分程度です。バスも運行していて100円で利用できます。

引用:Google

宇都宮の観光というとまず餃子が出てくると思います。
ご安心ください。餃子屋が多く並ぶ餃子通りは、東武とJRの駅の中間辺りにあるので、
餃子屋巡りをする場合、東武を利用しても問題ありません!

浅草〜相老

日光・鬼怒川に比べると少しマイナー路線になります。

運賃はICで1,215円、切符で1,220円です。
宇都宮と同じ運賃になりました。

乗車時間は約3時間で、特急を使えば約2時間です。
総距離は111.6kmです。

この区間の特急は1時間に1〜2本運行しています。
特急料金は、全列車全日1,050円です。(一部列車午後割・夜割あり)

特急を使わないで行くと途中、曳舟、久喜、館林、太田の最低4回は乗換えが必要になります。

相老駅からのオススメの観光は、わたらせ渓谷鐵道です。
この路線はトロッコ列車を運行しています。
トロッコ列車とは、車両の窓がない列車で沿線を流れる渓谷の風を直に感じることができる列車です。

そして、わたらせ渓谷鐵道の通洞駅では、足尾銅山の観光ができます。
日本一の鉱都と呼ばれていた足尾銅山の坑内の再現を見ることができます。

このエリアのお得なきっぷは、
「ふらっと両毛東武フリーパス」2,440円です。
浅草駅からの往復と下記のフリー区間が付いていて、有効期間は3日間です。

引用:東武鉄道

他に寄る場所があるのであればこのフリーきっぷを利用する価値はあるかもしれませんが、純粋に往復する場合は、株主優待券の方がお得です。

浅草〜佐野

あしかがフラワーパークや佐野プレミアムアウトレットに安く行く方法になります。

運賃はICで985円、切符で990円です。

乗車時間は約2時間で、特急を使えば約1時間半です。
総距離は86.1kmです。

佐野駅までの直通の特急はないので、
特急を使う場合は、館林駅で特急から普通列車に乗換えです。
特急料金は、全列車全日1,050円です。(一部列車午後割・夜割あり)

特急を使わないで行くと途中、曳舟、久喜、館林、の最低3回は乗換えが必要になります。

ちなみにあしかがフラワーパークに行くには、JR両毛線で2駅隣のあしかがフラワーパーク駅まで乗る必要があります。(所要時間:7分 運賃:IC189円、切符190円)

アウトレットに行くには路線バスを使う必要があります(所要時間:約20分 運賃220円)

このエリアのお得なきっぷは、
「ふらっと両毛東武フリーパス」2,440円です。
浅草駅からの往復と下記のフリー区間が付いていて、有効期間は3日間です。

引用:東武鉄道

他に寄る場所があるのであればこのフリーきっぷを利用する価値はあるかもしれませんが、純粋に往復する場合は、株主優待券の方がお得です。

池袋〜寄居

最後は東上線です。
私は東武というと伊勢崎線系統だと思っているので、あまり東上線には縁はありません。

運賃はICで902円、切符で910円です。

乗車時間は約1時間半です。有料特急はありません。
総距離は75.0kmです。

伊勢崎線系統に比べると全区間乗り通してもこの金額なので割引額は劣ります。

寄居駅周辺には観光スポットはありませんが、寄居駅から秩父鉄道に乗り15分程で長瀞に行くことができます。

長瀞は、春は桜、夏は長瀞ライン下りやラフティング、秋は紅葉といつ行ってもと楽しめるエリアです。

また、秩父鉄道ではSLパレオエクスプレスという「都心から一番近い蒸気機関車」というキャッチフレーズの観光列車が熊谷〜三峰口駅間で運行しています。
もちろん寄居駅にも停車するので、SLで長瀞や秩父や熊谷に行くこともできます。

このエリアにはフリーパスはありませんので、寄居に行くときは株主優待券が一番安く移動できます。

まとめ

いかがでしたか。

東武鉄道は路線が長いので、全区間乗り通すとかなりの割引額になります。
また、沿線の観光地も多いので何度も利用したくなっちゃいますね!

金券ショップで東武の株主優待券が安く売ってたら、ぜひ買ってみてください。

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