株主優待券を使ってお得に旅をする。
京成電鉄編です。
gotoキャンペーンの東京除外で割引を受けられないからと行って落ち込む事はありません。
株主優待券を使って安く旅に行くことができます。
京成=成田空港のイメージが強いと思いますが、どこまで行けば株主優待券で元がとれるのかまとめました。
ここでは株主になり優待券をもらうのではなく、金券ショップ等で購入することを想定しています。
基本情報
情報
京成は切符式と定期券式があります。
切符式は東武線内で片道1乗車使用できるタイプで
定期券式は東武線内で期間中何度も使用できるタイプです。
今回は旅をすることが目的なので、切符式を対象とします。
なお、優待券での特急スカイライナーの割引はありません。
相場
金券ショップでの販売は900円前後が相場です。
京成の始発駅である上野駅周辺には金券ショップが多くあります。
5月末と11月末が有効期限なので、期限が近くなると安くなる傾向があります。
おすすめの行き先
今回は相場の900円を基準に比較します。
各エリアを表にまとめました。
スカイライナーは割引対象外です。
運賃(IC) | 主な観光地 | |
京成上野〜成田空港 | 1,257 | 成田空港 |
京成上野〜東成田 | 972 | 成田空港・航空科学博物館 |
京成上野〜成田空港
当然ですが全区間乗り通すのが一番元が取れます。
成田空港に行く普通列車は京成本線経由と成田スカイアクセス線経由の2つあります。
どちらも京成線なのでどちらも優待券で乗車できます。
運賃は経由により異なります。
本線経由でICで1,042円、切符で1,050円です。
成田スカイアクセス線経由でIC1,257円、切符で1,270円です。
乗車時間は、
本線経由で約1時間20分で、総距離は69.3kmです。
成田スカイアクセス線経由で約1時間5分で、総距離は64.1kmです。
スカイライナー利用で約40分です。
スカイライナーのライナー券は1,250円です。
成田スカイアクセス線経由の方が早いのでおすすめです。
しかし、日中上野から成田スカイアクセス線経由の直通列車の設定がなく、すべて本線経由となっています。
また、新柴又〜印旛日本医大駅間で途中下車してしまうと別途北総線の運賃が発生してしまうので注意です。
直通列車は都営浅草線からの列車に設定されていて、方面ごとに棲み分けがされています。
最速列車を上野から運行してしまうと、スカイライナーの利用が減ってしまう恐れがあることからの設定だと思われます。
京成上野〜東成田
知名度が低いですが、もう一つの割引を享受できる区間です。
運賃はICで980円、切符で972円です。
乗車時間は約1時間15分で、総距離は68.3kmです。
このルートは京成成田駅で乗換えが必要なのですが、東成田に行く列車は40分に1本しかないので、接続が悪いと長い待ち時間が必要になる場合があります。
東成田と言われて何があるかすぐに出てこない方も多いかと思いますので、少し紹介します。
東成田駅は元々は成田空港駅として開業しました。
現在の成田空港駅のある場所は、成田新幹線用として京成線が空港に直結する駅を持つことができませんでした。
しかし、新幹線の計画が消滅しその施設の一部を活用して現在の成田空港駅の位置に移設しました。元々の成田空港駅は東成田駅として現在も利用されています。
そのため、東成田駅は利用者数の割に広いコンコースや広場があり異様な雰囲気になっていて、当時の雰囲気を味わうことができます。
また、成田空港第2ターミナルに地下通路で繋がっています。
その他の観光スポットは、航空科学博物館です。
この博物館は2019年にリニューアルしました。実物の展示が多くあり、飛行機に興味のない方でも十分楽しむことができます。
東成田駅から芝山鉄道で1駅の芝山千代田駅からバスで行くことができます。
ちなみに芝山鉄道は日本一短い鉄道会社としてPRしていて、乗車記念証がもらえたりします。
まとめ
以上の2点になりました。
京成は成田空港というイメージ通りの結果となりました。
これ以外にも成田山や酒々井アウトレット・柴又など観光地はたくさんありますが、残念ながら株主優待券で割引を享受することができません。
京成の株主優待券を使う場合は成田空港に行く時。と覚えておけば間違いないです。
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