コロナの影響でホテルステイの需要が高まってきています。今回は、ホテルステイに最適なリゾートホテル「VIALA 箱根翡翠」に宿泊をしてきたので紹介をしていきます。
この記事を読めば、このホテルの設備とスタンダード洋室について知ることができます。
ホテル概要
「VIALA 箱根翡翠」は2008年4月に開業したリゾートホテルです。
このホテルは会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」に所属するホテルの1つです。
東急ハーヴェストクラブのホテルは、会員権を所持している会員が宿泊できるホテルですが、会員以外も予約サイトの一休やじゃらんなどを使えば全70室のうち、8部屋のみ予約することができます。
会員宿泊と一般サイトからの宿泊の違いは優先予約と宿泊料金の違い程度ですので、
リゾートホテルでホテルステイを楽しみたいときにはおすすめのホテルです。
VIALAシリーズは2021年3月現在、5つあり箱根翡翠はシリーズで一番最初にできたホテルです。
ちなみに、VIALAの由来はヴィラVilla(別荘)とティアラTiara(冠型の宝石の髪飾り)を結びつけて出来た造語です。
このホテルは「東急ハーヴェスト箱根甲子園」という同じグループの別のホテルと隣接していて、レストランなどの一部施設を利用することができます。
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部屋
今回はスタンダード洋室に宿泊しました。
客室棟3階のお部屋でした。部屋は中庭向きと外向きの部屋がありますが、今回は外向きの部屋でした。
部屋は、洋室ですが畳の小上がりがあり、ソファ以外にもくつろげる場所があります。
正直、部屋に入ったらもう出たくないくらい快適です。
間取り
部屋の間取りはこんな感じです。
部屋の広さは54㎡で、最大3人で利用できます。ベッドは2つなので1人は布団になります。
洋室でしたが、一部が畳になっていました。
居室
居室はロングソファと1人掛けソファ、琉球畳4畳の小上がりから構成されています。
個人的に便利だったのが水道が付いていた点です。部屋飲みする時にコップをすすいだり、お湯を沸かす時にそのまま給水できたり何かと便利でした。もっと普及して欲しいですね。
テラス
テラスには机と椅子があります。箱根の空気を感じながらのんびりできます。
テラスから見える景色は…イマイチでした。この景色は部屋によって大きく変わると思います。
寝室
居室と寝室は仕切りによって区切ることができます。広々としたベッドが2台とスーツケースなどを置ける荷物置きがあります。
洗面所
最大3人部屋からなのか洗面台は1つでした。椅子があるので朝の支度もゆっくりできます。
バス・トイレ
バス・トイレは別です。お風呂は一般的なお風呂で温泉ではありません。温泉大浴場があるので今回は使いませんでした。
アメニティ・備品
アメニティも足りないものはありませんでした。
グラス・栓抜き・マドラーも部屋に備え付けてありますので、フロントに借りる必要はありません。
むしろヒーリングCDなどあまり見ないものまでありました。
館内設備
リゾートホテルですので、必要な設備は一通り揃っています。
宿泊してみてあれがないな…と感じることはありませんでした。
ホテルの構造
ホテルはフロント棟・客室棟・スパ棟から構成されていますが、全て室内廊下で繋がっているため、棟を移動する感覚はありませんでした。
自動販売機
各フロアにアルコール・ソフトドリンクの自動販売機があります。(現金のみ)
キャシュレス決済対応でないのが残念なところです。
ビールロング缶360円、350ml缶270円、缶チューハイ170円でした。
製氷機・電子レンジ
一部のフロアを除きほとんどのフロアにあります。
大浴場・家族風呂
スパ棟にあり、温泉大浴場です。利用時間は5:00〜11:00、14:00〜24:00です。(大浴場・家族風呂共通)
大浴場・家族風呂は専用タオルがあるので、部屋から持って行く必要はありません。浴衣・スリッパで利用できますが、ルームウェアで入場はできません。
風呂の入り口周辺の湯上りラウンジと脱衣所内に冷水機と紙コップがありました。
家族風呂は予約制で60分3,300円です。
足湯
足湯は中庭にあり、湯上りラウンジ横の出入り口から行くことができます。
利用時間は、7:00〜11:00、14:00〜24:00です。
一度に3人程度入ることができます。
湯上りラウンジ横の出入り口にタオル・下駄・雨傘が完備されていますので手ぶらで行けます。
食事
食事は箱根翡翠内にあるレストラン「日本料理 一游」のほか、隣接ホテルの東急ハーヴェスト箱根甲子園内レストラン「The Dining 四季彩」、東急ハーヴェスト箱根明神平内レストラン「日本料理 夢路」で食べることができます。
※箱根翡翠から各ホテルまでの所要時間
箱根翡翠⇔箱根甲子園 徒歩すぐ(中庭から直結)
箱根翡翠⇔箱根明神平 車で約10分(5.6km)
箱根明神平は、車でないと行けない距離なので、あまりおすすめしません。
この他にルームサービスも行なっていました。人との接触を避けたい方はルームサービスも良いと思います。
↓レストランの詳細はこちらから↓
相原精肉店×守谷製パン店
今回私はレストランは利用しませんでした。以前に宿泊した際は箱根甲子園のブッフェを利用しました。近くに飲食店やコンビニ・スーパー、人気の精肉店があるので無理にホテルレストランを利用しなくても大丈夫だと思います。
その中で特別に美味しかったものは、ホテル近くの人気店の相原精肉店のローストビーフ・チャーシューと小田原駅近くの人気店の守谷製パン店のフランスパンで作ったサンドウィッチ(?)です。
アクセス
電車・バス
シャトルバス
おすすめの行き方は、小田原駅西口からのシャトルバスです。
1日1本事前予約制で本数の面では不利ですが、ホテルに直接乗入れる唯一の方法になります。
バス車両は大型の観光バスで、40人近くは乗車できるバスでした。
シャトルバスについて表にまとめました。
乗車駅 | 小田原駅 (JR東海道線•小田急小田原線•箱根登山鉄道•伊豆箱根鉄道大雄山線) |
乗り場 | 西口(新幹線口)ロータリー |
乗車時間 | 60分 |
料金 | 大人/1,000円 子ども/500円 ※支払いはチェックアウト時 |
小田原駅発 | 14:00 |
ホテル発 | 11:10 |
公共交通機関
シャトルバスを使わない場合は、路線バスでのみ行くことができます。
最寄り停留所は、
箱根登山バスS系統 大原停留所 徒歩4分
箱根登山バスT系統 仙谷文化センター前停留所 徒歩7分
電車とバスの乗換えについて表にまとめました。
乗車駅 | 小田原駅 (JR東海道線•小田急小田原線• 箱根登山鉄道• 伊豆箱根鉄道大雄山線) | 箱根湯本駅 (箱根登山鉄道) | 強羅駅 (箱根登山鉄道• 箱根登山ケーブルカー) |
バスの系統・行先 | T系統 「桃源台」行 | T系統 「桃源台」行 | S系統観光施設めぐりバス 「湿生花園前」行 |
乗り場 | 4番乗り場(東口) | 3番乗り場 | 2番乗り場 |
下車停留所 | 仙谷文化センター前 | 仙谷文化センター前 | 大原 |
乗車時間 | 約50分(始発) | 約30分(一部始発) | 約25分 |
料金(大人) | 1,020円 | 760円 | 510円 |
運転本数(日中) | 平日/30分間隔 休日/60分間隔 | 平日/15分間隔 休日/10分間隔 | 20分間隔 |
個人的におすすめは箱根湯本駅からです。なぜなら、ほとんどが始発で座れる可能性が高いのと、所要時間や運転本数のバランスがちょうどいいからです。
小田原駅は本数が少ないし、強羅駅は箱根湯本〜強羅の箱根登山鉄道が38分かかるからです。(バスならその時間があればホテルに着いてます。)
しかし箱根登山鉄道は観光列車ですので、箱根登山鉄道で車窓を楽しんだ後、チェックインというのも魅力的なプランだと思います。
ちなみにホテル公式だと、強羅駅からは仙谷案内所前停留所下車となっていますが、その先の大原停留所で下車した方が近いです。
周辺の駅からのアクセスを紹介しましたが、芦ノ湖側からは桃源台停留所からT系統を利用すればホテルにアクセスできます。東京からはバスタ新宿から箱根・御殿場方面行きを利用すればホテル最寄りの仙谷文化センター前停留所まで乗換なしでアクセスできます。
車
東名高速道路「御殿場I.C.」から約12km、20分。
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