株主優待券を使っておトクに旅をする。
小田急電鉄編です。
gotoキャンペーンの東京除外で割引を受けられないからと行って落ち込む事はありません。
株主優待券を使って安く旅に行くことができます。
小田急=箱根のイメージがあると思いますが、どこまで行けば株主優待券を使えば元がとれるのか検証しました。
ここでは株主になり優待券をもらうのではなく、金券ショップ等で購入することを想定しています。
基本情報
種類
小田急は切符式と定期券式があります。
切符式は小田急線内で片道1乗車使用できるタイプで
切符式は小田急線内で期間中何度も使用できるタイプです。
今回は旅をすることが目的なので、切符式を対象とします。
なおロマンスカーなどの特急券の優待券や割引はありません。
相場
金券ショップでの販売は550円前後が相場です。
5月末と11月末が有効期限なので、期限が近くなると安くなる傾向があります。
おすすめの行き先
今回は相場の550円を基準に比較します。
各エリアを表にまとめました。
ロマンスカーは割引対象外です。
通常乗車(IC) | 株主優待利用 | その他 | |
新宿〜小田原 | 891円 | 550円 | 箱根を周遊するなら箱根フリーパスがお得 |
新宿〜片瀬江ノ島 | 639円 | 550円 | 江の島・鎌倉フリーパスの方がお得 |
新宿〜小田原
当然ですが全区間乗り通すのが一番元が取れます。
運賃はICで891円、切符で900円です。
乗車時間は快速急行を利用すれば最速約1時間30分かかります。
途中にターミナル駅が多くあるので秦野駅を過ぎるあたりまでは、
乗客の入替わりが多くあります。
このルートの良いところは目的地が小田原より先にある場合にも使えることです。
例えば、JRに乗換えて熱海や伊豆や沼津に行く場合、800円近く安くなる行先もあります。
ロマンスカーで新宿から小田原まで910円ですので、ロマンスカーを使えば少し高くなりますが、JRでグリーン車を使ったと思えば快適さと安さの両立ができます。
ちなみに箱根フリーパスを使う場合、小田原駅発着でも発売されていますが、
新宿駅発着で購入した方が株主優待を使うより安くなります。
新宿〜片瀬江ノ島
江ノ島というと江ノ電のイメージが強いですが小田急でも行くことができます。
運賃はICで639円、切符で640円です。
割引額は少ないですが、安い金額で買えればさらに割引額は上がります。
乗車時間は快速急行を利用すれば最速約1時間10分です。
JRで新宿〜藤沢は990円なのでそれに比べたら圧倒的に安いです。
しかし、それ以上に安いのが「江の島・鎌倉フリーパス」が圧勝です。
発駅からの往復に加えて藤沢〜片瀬江ノ島と江ノ電が全線乗り放題です。
新宿発着で驚異の1,520円です。
まとめ
小田急はフリーパスが強すぎて小田原に行く時以外はなかなか使い所はありませんでした…
それでも小田原から先の場所に向かうときや単純に往復するときに活用できるのは間違いないです。
私は18きっぷシーズン外に沼津に行く時によく活用しています。
個人的にはロマンスカーに安く乗る方法が欲しいところです。
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