東京オリンピックが終了して1週間。
聖火やオリンピックシンボルなどの定番スポットはよくテレビやネットで紹介されています。
そんな中、東京都のホームページを見ていたら気になる情報を見かけました。
それが「大規模展示物」と「シティドレッシング」です。
まずは大規模展示物とシティドレッシングという聞きなれない用語について説明いたします。
大規模展示物とは
大規模展示物とは、よくテレビで出ている大きなオリンピックシンボル(五輪マーク)やマスコット像のことです。
オリンピックシンボルは国が設置していたと思っていたので東京都が管理していたのは意外でした。
コロナ禍でなければたくさんの人が記念撮影であふれかえっていたでしょう。
設置場所はお台場海浜公園水域・高尾山山頂・成田空港・羽田空港・東京都庁です。
ちなみにオリンピックシンボルは大会終了後パラリンピックシンボルに変わります。
シティドレッシング
シティドレッシングは、競技会場周辺などを中心にフラッグやバナーなどで装飾して大会を盛り上げる取り組みです。
街中の街頭にフラッグがついていたり、駅の壁に大きな広告がついているのを見た方もいると思います。
ワードマークとは
前置きが長くなってしまいましたが、本題のワードマークの話に入ります。
東京都のサイト内の大規模展示物のページを見ていると、ワードマークという欄があることに気づきます。
気になってネットやSNSを漁ってみたものの見つからず、詳細についても一切不明でした。
そもそもワードマークの定義すらよくわからず、あまりに気になったので実際に現地調査をしてきました。
設置場所
公式サイトに書いてある設置場所は「首都高速湾岸線東京港トンネル坑口付近」です。
羽田空港からお台場や選手村に向かう途中の位置です。
地図でいうとこの辺りになります。
誰が行くんだこんな場所。と思いながら半信半疑で現地へ向かってみました。
現地の様子
説明するよりも写真で見たほうがわかりやすいのでご覧ください。
当日はスマホしか持ち合わせていなかったので残念な画質ですがご了承ください…
画面奥がお台場方面で手前が羽田空港方面です。
写真の丸印のついているところです。
これでは遠すぎてわかりにくので拡大してみます。
見えてきたでしょうか?
これでも遠いのでさらに拡大してみます。
わかりましたか?
最大に拡大してもわかりにくいので白文字を入れてみました。
見た感じですと、ワードマークは神戸に設置してある「BE KOBE」的なモニュメントだと思われます。
まとめ
今回はワードマークの現地調査をお届けしました。
実際に現物を見た感想は、なんでこんなところに?でした。
近づくこともできないですし、目立たせようという気も感じられません。
東京都のサイトに載っているので期待したのですが少し残念です。
ここからは推測ですが、このワードマークは会場やパブリックビューイングに設置される予定のものだっだと思います。
本来は複数作っていろんなところに設置され、人々を楽しませているはずでした。
しかし無観客開催となり、行き場の無くなったワードマークは仕方なく空港から会場に向かう道中に設置され、選手たちを静かに見守る形になってしまいました。
目立たない場所に設置していたにも関わらず、東京都のサイトに掲載したのは担当者たちの無念を少しでも晴らすためと思わざるをえません。
皆様も首都高湾岸線を通ったときはワードマークを探して見てください。
本当にわかりにくいです!
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